2024.2.27 配信
全国研究会参加『日本骨格筋電気刺激研究会 2023 TOKYO』
B-SES
(ベルト電極式骨格筋電気刺激法)
B:Belt electrode-
S : Skeletal muscle
E : Electrical
S : Stinulation
♣下肢全ての筋肉を動かし運動の代用を行う. ♣
商品名:G-TES(ホーマーイオン社)
2023.11.23(土曜日)
臨床経験20年目の理学療法士と、臨床経験10年目の理学療法士が、参加してきました。
今回、3回目の研究会への参加となりました。基礎系、臨床系の研究が進み、今年、研究会10周年の集大成として
『B-SES症例・エビデンス集』が発刊されました。
これは、
①基礎系領域、
②内部障害系領域、
③整形外科領域、
④救急・ICU領域
に分かれ、臨床実績や臨床研究に基づき構成されています。
当院では、
2017年に
外来リハビリテーションに1台、
通所リハビリテーションに1台
を導入しました。
2022年に、
デイサービスPROP開設に伴い、
デイサービスPROPに1台、
外来リハビリテーションに1台(計2台)を追加導入し
医療から介護までG-TESにて廃用性筋委縮の予防が積極的に取り組める環境が整いました。
B-SESには、2つの設定があり、
1つ目は、筋力トレーニング、
2つ目は、有酸素運動 があります。
当院では、
#1:変形性膝関節症(急性炎症期の関節水腫がある時期から廃用性筋委縮の予防)
#2:変形性股関節症(荷重時の疼痛がある時期から)
#3:半月板損傷、膝の靭帯損傷にて膝関節を積極的に動かしてトレーニングが出来な時期から施行
#4:前十字靭帯損傷や半月板損傷の術後早期から施行
#5:TKA、THAによな人工関節の術後の患者さん、外来リハビリ開始時より施行
#6:腰痛や圧迫骨折にて積極的に活動できな時期の有酸素運動として施行
#7:医療から介護のリハビリに引き継いだ後も継続的に高齢者へ施行
等々、これまで臨床成績が出ている症例には積極的に施行しています。
※ 参加した内容は、定期的なカンファレンス(医師、看護師、理学療法士)にて共有し、より積極的に早期から予防的介入と治療的介入ができるようしています。
★ 江夏整形外科では、積極的に情報を取りに行き、より適切なリハビリテーションが提供されるよう取り組んでいます。(研修費、交通費、宿泊費は、医療法人より支援されております)
★ 江夏整形外科は、これからもこのような情報収集活動を通し、医療職の研鑽とより良い医療の提供に取り組んで参ります。