リハビリブログ

2024.2.27 配信

宮崎・研究発表≫ 第46回 宮崎リハビリテーション研究会 

令和6年2月10日(土)JA AZM

 

臨床経験8年目の理学療法士が、

医師、理学療法士の協力のもと研究を行い発表を行いました。

 

2018年に導入した体外衝撃波(拡散型圧力波)を使い、基礎データを収集し効果検証を行い、臨床活用する上で有益な示唆を得ました。

 

今研究会では、対外衝撃波(ESWT)の1つ拡散型圧力波(RPW)の発表が、宮崎県内3つの医療機関よりあり、RPWへの注目の高さを感じました。

 

【抄録の内容より、研究の内容を紹介いたします】

テーマ:拡散型圧力波(RPW)による足関節背屈可動域の変化量の検証

サブ:下腿三頭筋・筋腹への治療介入効果に着目して

 

健常成人20名(男性10名・女性10名)の足関節疾患と下腿三頭筋の筋損傷歴の無い人に、エコーにて下腿三頭筋の筋腹を確認。

RPWは、BTL-6000TopLine ‣36㎜ダンパーの3.0~5.0Barの発振圧力にて自制内疼痛にて下腿三頭筋・筋腹へ2000ショットを施行。

 

20人20脚にて、18脚にて著名な他動的足関節背屈可動域の拡大変化を認めた。

傾向としては、より背屈制限の強い人に大きな変化が現れ、正常可動域がある人には少ない変化に留まった。

 

♦ 江夏整形外科は、毎年開催の宮崎県域の研究会に、院内研究に取り組み発表をしていきます。

 

♦ 貴重な発表の機会を頂きました宮崎リハビリテーション研究会の運営スタッフの方々、ありがとうございました。

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