リハビリブログ

2024.3.2 配信

技術研修▶参加 『Spine Dynamics 療法 ベーシック2⃣』

 

2024年1月22-23日(土日)

臨床経験2年目の理学療法士が、Spine Dynamics(SD)療法研究会のベーシック2⃣を受講してきました。

この会は、故)脇元幸一先生が長年整形分野にて研究してきた慢性疼痛発生メカニズムの学術的理学療法を背景に、心と体のリハビリテーション研究会によって全国で開催されているコースです。

 

『受講者の感想より』

今回、入門1⃣、入門2⃣、ベーシック1⃣と受講し、より臨床的思考や技術研鑽となるベーシック2⃣の受講をしてきました。

 

SD療法とは、運動力学(kinetics)を基に、重力場のルールから姿勢制御評価を行い、身体柔性障害(機能障害)を回復させるという考え方に基づいています。

 

ベーシックコースでは、kinetics 観点から共通する慢性疼痛疾患の学術的特徴を学び、理論に沿った実践法を体感・会得を目的に行われました。

 

ベーシックⅡでは、

1日目は、

腰椎椎間関節と仙腸関節といった下半身を中心に実技を行いました。

2日目は、

胸椎椎間関節と胸肋関節、肋椎関節といった上半身を中心に実技を行いました。

 

実技では、SD療法の手技練習と側臥位になった時のポジショニングについて細かく教えて頂き、SD療法を行っていくにあたり如何にポジショニングが大事なことかを学ぶことができました。また、患部だけに捉われず、患部外もしっかり評価していくことの大切さを学びました。

 

入門編Ⅰ、ⅡとベーシックⅠを受講した際に、分からなかったことを今回解決することができ、とても濃い内容の研修会となりました。

 

今回の研修会で学んだことを、今後の臨床に活かし、より良い理学療法を提供できるように、日々励んでいきたいと思います。

 

次回はアドバンス①②③を、受講することが出来ます。2024年11月頃に開催されるので参加を予定しており、更なる知識と技術の向上に努めて行きたいと思っております。

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